
終わる。
星野源のオールナイトニッポンが
星野源のオールナイトニッポン終了のお知らせ

【番組概要】
『星野源のオールナイトニッポン』は、ニッポン放送をキーステーションに全国36局ネットで放送されているラジオ番組。2016年3月29日(28日深夜)放送開始。
シンガーソングライターや俳優、文筆家などマルチな活動を行う星野源がパーソナリティを務める。
2026年2月18日。
「3月31日で星野源のオールナイトニッポンは終了します。」
放送前にXなどで「番組から大切なお知らせがあります」
と宣告されていたので、どこか覚悟はしていた。
でも、本当にその言葉を聞いてしまって、一気に現実として受け止めなくてはという思いが生まれた
「ついに、終わってしまうのか・・・。」
私はヘビーリスナではなくミドルリスナー

番組を聞き始めたのは5年ぐらい前かな。
それまでも不定期でたまに聞いていたけど、定期的に聞くようになったのspotifyで配信が始まってから。
通勤の電車の中で往復かけて聞くのがいつの間にか週に1回の楽しみになっていた。
番組へメールを送ったこともないし、初期の頃の名物コーナーも知らない。
内輪ネタ的なところに関しては正直分からない部分もあったけど、
途中から聞き始めても、「ああ、この番組はしっかりとスタッフ一丸でラジオをしっかりやってるんだな。」
と伝わるものがあって、ラジオ好きには刺さる。
不思議と毎週聞くようになっていた。
正直なところ、星野源は逃げ恥の人。ガッキーと結婚した人。
ぐらいしか知らないし、楽曲もほとんど聞いたことがない。
けど、それでいい。
ラジオ番組を聞く時はパーソナリティのことなんて事前に知らない方がその番組に純粋に楽しめる気がしてる。
いつだって私が「あ、この番組なんかいいな」と思えたら、それだけで十分だ
ちなみに、前番組のポッドキャストでは、星野源のオールナイトニッポンの魅力について引くぐらい話してます。
好きだった名物コーナー
10年という番組の歴史の中で生まれた名物コーナーについて少し思い出を振り返ろうか
ニセ明のコーナー(人生相談と天気予報)

星野源のイメージをぶっ壊してくれた名物コーナー。
英語ちっくな変なおじさんが、真剣に真面目に人生相談を受けるというギャップがたまらなく良かった。
進路相談や人間関係、生きることの難しさについて、答えていく言葉が、飾らずに自然な言葉で、そっとリスナーに寄り添っている。
星野源自身の人生観や経験が滲み出てくる言葉はどこか納得がいく。
こういうのってラジオだから伝わる優しさだよね。
デパートに愛を誓って

番組スタッフの寺坂さんが自身の大好きなデパートへの愛をひたすらに語って、最後にマイクの前でキスを破裂させるというコーナー。
正直、このコーナーは大丈夫なのだろうか?
と心配になることも多かったが、星野源のオールナイトニッポンらしさという意味では、最高のコーナーだった。
寺坂さんの人柄や、それに優しく相槌を入れる星野さんと周りのスタッフの空気感が居心地がいい。
星野源のオールナイトニッポンはとにかくスタッフの方と一緒に番組を作ってるという姿勢が各種コーナーに色濃く出ている。
こんなにもスタッフさんの名前と声を聞ける番組は珍しい。
これも星野さんの人柄なんだと感じる
ちなみに、テラちゃんの愛称で慕われている、放送作家の寺坂直毅さんは本当にすごい人で、ラジオ愛に溢れている人なので、星野源さんが信頼されているのも納得。
星野ブロードウェイ(寸劇のコーナー)
星野源とスタッフ陣が、リスナーから募集した台本をもとに、毎週ラジオドラマ(ミニ舞台)を披露するコーナー。
爆笑必至のシュールな展開や、声優顔負けの熱演が特徴。第100回(2023年3月)など節目では特別公演も開催された。
2020年4月に開始し、約5年の歴史を経て2025年3月25日の放送で最終回(卒業公演)を迎える。
毎回、リスナーからラジオドラマの台本を送ってもらい、スタッフと星野さんで役を演じながらどうにか最後までやり切るというコーナー。
ラジオドラマといえば、プロが脚本を書くというイメージが強かったけど、素人で高クオリティの台本が送られてくるのでこの番組のリスナーの才能の高さに毎回驚かされた。
そして、無茶振りにも近いセリフを全力でやり切るスタッフのみなさんが本当に楽しそうで、
いい歳した大人が真夜中にふざけたことして笑ってるという最高のラジオ時間を味わえる。
くだらないのが面白いんだよな
ジングルのコーナー
番組初期から続いている名物コーナー。
音楽系ジングルとその他系ジングルという2種類でリスナーから多種多様なジングルを送ってもらうコーナー。
音楽系ジングルに関しては、もはやプロなのでは?
というほどのクオリティを持つリスナー等の名作を聞ける。
そして、その他系ジングルはいわゆる、お笑い系のネタメールに近い。
けど、毎回、笑ってしまうツボをピンポイントでついてくる。
この番組のリスナーは天才ばかりだな。

番組のノベルティグッズである「ねぶり棒」のジングルもこのコーナーから生まれた。
あのジングルは最高だ
ラジオイベントのために武道館借りるとか贅沢すぎる

10周年イベントとして、「武道館で普通にラジオやります」。
いや、スタジオ借ります。
みたいなノリで平気で武道館借りれちゃうなんて凄すぎる。
この緩さと規模の大きさが星野源らしさでもある。
番組では、武道館のイベントの発表が3ヶ月前という直前の発表だったのも驚きだった。
オードリーのイベントのときって1年前ぐらいから告知して盛大にやってたけど、それに比べると急な直前告知だなと感じた。
そして、このイベントの告知後、数週間してから番組終了のお知らせが発表された。
星野さんは、このイベントは前から決まっていて、別に番組終了だから開催することにしたわけではないと言っていたが、リスナーからしたら、最後の有終の美を飾る場所としてこうやってイベントをしてくれるだけで嬉しい限りである。
そして、「普通にラジオやります」というスタイルも気持ちがいい。
何か特別なことをして盛り上げていこうぜ。
とかではなく、ラジオを普通に聞いてね。ぐらいの距離感にこの番組の優しさが伝わってくる気がする。
何気ない普通、くだらねぇの先に優しさを感じる。
最後までこの番組らしさを貫いてくれる星野さんとスタッフに感謝しかない
ちなみに、わたしもチケットは普通に落選したので、当日はオンラインで普通に星野源のラジオを聞かせてもらう予定です
その他色々な思い出とか

コロナ禍のときに、星野さんがラジオの向こうから「いつも通り」の放送をしてくれた時の安心感は本当に感謝だった。
うちで踊ろうで日本のみんながコラボしたり、故安倍首相が心無いコラボをしたり、なんか色々あったよね。
星野さんがご結婚されたときに、根も歯もない不倫報道が流れてガッキーがラジオ出演したり。

ちんちん隠し芸、
ラジオブースで生ライブ、
藤井隆さんとの深夜のカラオケパーティ、
リスナーの性事情、
やたらとラブホで聞きたがるリスナー、
ファミレスからの放送、
テラちゃんはじめとした個性豊かなスタッフ。
頭のおかしいリスナー 何もかも最高だ。

地震の直後に休みの予定だったのに急遽生放送してくれた時、
リスナーがニッポン放送に就職した時、
抗がん剤治療が始まるリスナーを星野源とリスナーが励ました時、
京都アニメーションでの悲劇の後、事件に言及することなく京アニの曲をかけ続けてくれた時、
無許可転載をしているアカウントに「やめてくれないかな?」と星野さんが投げかけて放送中にアカウントが消えた夜、
心無いバッシングで紅白で曲目を変えた後、星野さんが泣いた夜
星野さんがハマってるコーヒーや自作PCの話、
子供時代のお話し、
色々な思い出が駆け巡る。
オードリー若林さんとも交流があるというお話は番組内でも何度もあり、
ついに若林さんが星野さんの番組にゲスト出演されて、一緒に生演奏された時は本当に感動した。
私はオードリーのファンでもあるので、このコラボは本当に最高だった
余談だが、このお二人がNetflixでやられていたトーク番組も最高に良いので、見たことない人はぜひ一度見て欲しい。
キリのいい10年で終わりたいと自分から申し出た。そしてやり切った
ラジオ終了の発表の後に流れた楽曲は「光の跡」という曲。
歌詞を少しだけ引用。
「消えてゆくのに なぜ
ただ 忘れたくない思い出を
増やすのだろう
ほら 終わりは未来だ」
今まで多くのラジオ番組の終了を経験してきた。
(くりぃむANNが終了した時は放心状態だった)
ラジオだけでなく、どんなコンテンツにも必ず終わりは訪れる。
分かってはいるけど、いざその時がきたら寂しいもんだよね。
まだ可能性に満ち溢れた時間に余裕のある学生の頃の2時間と、 自由な時間が限られて、人生が先細りしていく大人の2時間は違う。
大人になってから愛するコンテンツが1つなくなってしまうのは重たいよね。
けれど、別れがあるということは新しい何かと出会えることでもある。
終わりは未来だ。
番組の後任について(勝手な予想)

10年続いたオールナイトニッポンの人気枠。
その後任は誰になるのか、気になるところである。
世間ではサカナクションの山口さんでは?という噂もあったりする。
火曜日はあのちゃんも終了するということなので、アーティスト枠が一気になくなってしまうので、後任もアーティストが選ばれるのではないだろうか?と個人的に予想してる。
Vaundyさんなんかがやったりしたら面白いのでは?と思ったり。
ただ、アーティストさんが毎週深夜に2時間話すということはかなり大変だと思う。
活動面で放送の翌日なんかは動けなくなったりすることもあるだろうし。
深夜放送というラジオ番組も、いまではリアルタイム視聴する人よりもタイムフリーで視聴する人も多い時代なので、
生放送でやってくれるアーティストさんを探すのはかなり難しい相談なんだろうと懸念もある。
例年3月上旬〜中旬に4月からの改編について発表されるので気になるところ。



