
春が過ぎて、梅雨がはじまる少し前の季節
夏の気配が少しだけ感じられる雨の匂い
空気がすこしずつ色を変えていく、
輪郭
【歌詞】
六月の手前で 夏が来てしまった
日傘を買い忘れたまま 駅を出る
アスファルトの匂いが 鼻をついて
なんとなく 今日が特別な気がした
予報は曇り でも空は妙に青くて
蝉の声だけが 季節を急かしてる
梅雨の前って こんなに眩しかったっけ
何かが変わる前の 静けさに似ている
終わるものがある 始まるものがある
どちらでもないまま 今日は蒸し暑い
梅雨前の夏日 まだ名前もない季節
雨が来る前の空気が 一番好きかもしれない
晴れでも曇りでもない この中途半端な光の中で
わたしは少しだけ 自分の輪郭を掴む
遠くで雷が鳴った
そろそろかな と思いながら
まだここにいた
梅雨前の夏日 誰にも告げない季節
雨が来る前の匂いを ずっと覚えていたい
変わっていくことは 悪くないけれど
変わる前の今を もう少しだけ
【制作メモ】
春が終わって夏が本格的に始まる頃ってなんだか中途半端な感覚があるんですよね。
時期的にも連休が終わって、日常に戻っていく中で、
梅雨に入る前なのに、雨の日が続いたり、真夏のような暑い日が続いたり、
もう夏の気配を感じながらも、まだまだ本格的な夏とはすこしだけ距離がある
雨の匂いも少しずつ、夏の気配を感じるような気がしたりなんかして
そんな季節の変わり目のなんとも言えない中途半端な日々と、
日々の移り変わりについて制作してみました。
少し梅雨の季節は気だるくなりがちですが、楽曲ではアップテンポの曲にして、長い雨の日々を乗り越えたら明るい青空に満ち溢れた夏へ向けて走り出す。
気持ちだけでも前のめりに、顔を上げて、この時期を乗り切りたいもんです
雨の匂いがする(インスト曲)
【制作メモ】
雨の気だるさを吹き飛ばす勢いを込めて、アップテンポの曲を作ろう!
と思って、ピアノメインで作っていた楽曲なのですが、アコギとドラムを入れたら、ボーカルの余地がなくなってしまったのでインスト曲として仕上げた楽曲になります
夏っぽさをイメージすると、ピアノ✖️アコギ✖️ドラム という3点セットで昔から作りがちなのですが、
今回も慣れ親しんだ組み合わせで作ってみました。
おわりに

今回はじめじめとした雨の日々が始まる直前の夏への期待感と、心が落ち着かない中途半端な季節の移ろいをイメージして制作してみました。
2曲とも、わたしには珍しくアップテンポの曲ですが、演奏する側からすると、こういう早弾きの楽曲も楽しかったりすんですよね(笑)
特にインスト曲の「雨の匂いがする」は、これから訪れる太陽が溢れんばかりの光の日々への期待感を込めて作ってみました。
気分だけでも前向きな気分で今年の雨の日々も乗り切っていきたいもんです



