
毎週末、InBodyで体組成を測定している。
数値という、記録の地図
体重だけを見ていた頃は、一喜一憂することが多かった。昨日より500g増えた、今日は減った。
その増減に引きずられて、気持ちが上下していた。
でも体組成を測り始めてから、見るべき数字が変わった。
体重そのものではなく、その中身だ。
筋肉量はどうか。
体脂肪率はどう動いているか。
水分バランスは崩れていないか。そ
れらを1〜2週間の単位で眺めることで、日々の揺れに惑わされなくなった。
体重というのは、水分を飲めば増え、汗をかけば減る。
食事のタイミング次第で翌朝には1kg変わることもある。
だとしたら、毎日の体重の数字は「今日の状態」を示してはいるけれど、「変化のトレンド」を示してはいない。
それを区別するようになってから、数字への向き合い方が変わった。
雨の日も、動く

梅雨に入ってから、ジムに行けない日が増えた。
雨の日はモチベーションが落ちやすい。気圧が下がれば体も重い。
傘を持って電車に乗るのが面倒になる。
そういう日は、ジムに行くことをすっぱり諦めて、自宅でできる範囲のことをする。
腕立て伏せ、スクワット、プランク。
筋トレの補助として取り入れているバンドトレーニング。
それに軽い有酸素運動を加える。
完璧なトレーニングではない。
でも「何もしない日」と「何かした日」では、積み重なると差が生まれる。
その小さな積み重ねを信じることが、長く続けるためのコツだと思っている。
雨の日は特に、「今日はいいか」という気持ちになりやすい。
気圧が低くて体が重い。外が暗くて気分が沈む。
それでも体を動かすと、不思議と気分が少し上向く。
体が先に動くことで、心がついてくる感覚だ。
その経験を重ねてきたから、今は雨の日にも動けるようになった。
1〜2週間で俯瞰する
今週のInBodyの結果は、先週比で筋肉量がわずかに増え、体脂肪量がわずかに減っていた。
数字だけ見れば誤差の範囲だ。
でも方向性が正しい。
上がるべきものが上がり、下がるべきものが下がっている。
それだけで、十分だと思う。
1日単位で数値を追うと、ノイズに振り回される。
でも1〜2週間のスパンで見ると、トレンドが見えてくる。
日々の生活の中で積み上げてきたものが、静かに数字に反映されている。
その感覚がたまらなく好きだ。
アンダーカロリーとタンパク質の摂取を意識してから、体の変化のペースが変わってきた。
食事と運動の両輪が噛み合ったとき、数字がより素直に動くようになる。
毎日の地味な選択が、週末の数値に現れてくる。
その因果関係を体で理解できるようになったことが、一番の収穫だと思っている。
身体の観察を、楽しむ

筋肉は、急には育たない。
毎日同じメニューをこなしても、見た目が変わるのに数ヶ月かかる。
体重計の数字に変化がない週だって、筋繊維の中では何かが起きている。
その見えない変化を、InBodyの数字が少しだけ可視化してくれる。
結果を急がないこと。変化を楽しむこと。
自分の身体という、一番近いところにある実験対象を、丁寧に観察し続けること。
それがトレーニングの醍醐味であり、続けていける理由だと、この頃つくづく思う。
ジムに行けない日でも、自宅で続けられることをする。完璧でなくていい。
今週も、体が少しずつ変わっていることを、数字が静かに教えてくれた。
来週もまた、測定が楽しみだ。数字を追うのではなく、数字と対話する。
そのスタンスが、長く続けるための土台になっている。身体はいつも正直だ。
丁寧に向き合い続ければ、身体はきっと、正直にしっかりと応えてくれると今は信じている。



