
日本の夏って、40度の気温、台風、線状降水帯、ゲリラ豪雨
なんだか落ち着かない夏だよね
毎年恒例の、憂鬱な季節

8月になると、決まってこの感覚がやってくる。
天気予報を開けば、台風マークがいくつも並んでいる。
夏休みだ、お盆休みだと世間は浮かれているけれど、実際のところ、雨と風に閉じ込められて、部屋の中で過ごす日々の方が、圧倒的に多い。
これはもう、毎年恒例の現象だと言っていい。
「今年こそは違うかもしれない」
そんな淡い期待を抱いてみても、結局は同じ光景が繰り返される。
曇り空の下、外出する気力も湧かないまま、家の中で静かに過ごす時間だけが積み重なっていく。
スカスカの棚に、戸惑う

それでも、生活に必要なものは調達しなければならない。
休みの合間を縫って、自転車を漕ぎ、近所のスーパーへと向かった。
けれど店内に入って、思わず足が止まった。
八百屋の棚が、驚くほどスカスカになっている。
お盆直前という時期柄、仕入れが追いつかないのか、それとも需要が一気に高まっているのか。
理由ははっきりとは分からないけれど、いつもなら色とりどりの野菜が並んでいるはずの棚が、どこか寂しい表情を見せていた。
そして、なんとか手に取れた商品も、いつもより高めの値段がついている。
連休前の物価高騰というのは、毎年分かっていることではあるけれど、実際に目の当たりにすると、やはり少し虚しい気持ちになる。
必要なものを買っただけなのに、なんとなく損をしたような。。。

外の世界から、静かに撤退する
台風、物価高騰、混雑。
お盆という時期には、こうした厄介な要素が、いくつも重なり合ってやってくる。
そんな外の喧騒を前にして、わたしが出した結論は、いつも同じだ。
もう、無理に外に出る必要はない。
静かに、家の中に引きこもってしまおう。
そう決めてしまうと、不思議なほど心が軽くなった。
雨と風が窓の外で吹き荒れていても、それはもう、自分には関係のないことだ。
冷房の効いた部屋の中で、心地よい涼しさに包まれながら、ゆったりと過ごす時間が待っている。
宇宙兄弟と過ごす、まったりの時間
この引きこもり期間の相棒は、漫画である。
ソファに深く腰掛け、冷房の風を感じながら、黙々とページをめくっていく。
登場人物たちが宇宙という壮大な舞台で奮闘している姿を、涼しい部屋の中で、ただのんびりと眺めている。
その対比が、なんだか少し面白い。
外の世界がどれだけ荒れていても、この小さな部屋の中だけは、平穏そのものだ。
台風の音も、物価高騰のニュースも、この瞬間だけは、どこか遠い世界の出来事のように感じられる。
漫画のページをめくる音だけが、静かに部屋に響いている。
これこそが、究極のまったりとした贅沢なのだと、心の底から思う。

毎年繰り返す、この選択を

来年もまた、同じように台風がやってきて、同じようにスーパーの棚がスカスカになるのだろう。
それは、もはや避けようのない、恒例行事だろう
けれど、そのことを嘆く必要はないし、そんなもんかと来年も過ごすのだろう
外の喧騒に振り回されるのではなく、静かに家に引きこもり、自分だけの穏やかな時間を確保する。
毎年やってくるこの憂鬱な季節を、今年もまた、涼しい部屋と一冊の漫画とともに、静かに乗り越えていきたいもんだね


